123．ほわいとでぃ

今日はホワイトデーだ。待ちに待ったホワイトデーだ。
これ以上ホワイトデーが後だったらきっと、100個買ったチロルチョコは絶滅していただろう。
甘い物好きの俺以外家族全員の手によって・・・。

昨日は個数に悩み、メールを送った。
「10から100までで好きな数教えてくり」
『２２』と返ってきた。
チロルチョコ２２個に決定。
この時点で余り５０個が減り始める。

今日のバイトは８時間。
途中に食事休憩を挟むのだが、時点で所持金１００円未満だった自分は何も買うことが出来ず、最後の頼みの綱、家の在庫もほど皆無だったため、チロルチョコを昼＆夕食代わりにすることに決定。
途中休憩1時間の間にチロルチョコ13個食べた。
マジでこれ以上は無理です。
あまったチロルチョコ37個。どうしよう。

バイトが9時に終わる。
そこで気付く。
「あ、包装とかどうしよう」
忘れていた。
まさか10個ずつの袋入りのまま渡すわけにもいかないだろう。
バッグの中をあさる。
お、適当な紙袋見っけ。
開く。
エチケット袋・・・。

ということで、回転寿司の倉庫に潜入。
特大恵方巻を入れるケースを拝借。（これしかなかった）
早速22個入れてみる・・・が、しょっべぇ。
貧相すぎるぞ。
えぇい、もう好きな数とか全部無視だ。
全部入れてみるけれど、まだ半分くらいしか埋まらないぞ。
なんてでっかいケースなんだ。
やっぱり、家族に食わせることなく、自分で食うことなく、100個を丸々とって置くべきだった。
とりあえず、余った部分に手紙を同封。
もちろん、再生紙のペーパータオルに黒ボールペンで。質素というより、最悪のパターン。

9時35分、悩み悩んだ末の文が出来上がる。
同時に相手にメールを送る。
「いま　あいてるか　？」
自転車で走り出す。
家が近づいた頃
『うん』
と返ってくる。
うおっしゃぁ。

いつもの待ち合わせ場所で落ち合う。
チロルチョコを渡す。
吹き出す相手。
その後、なんとなく話してお別れ。

ちなみに、2/14に交わした遊びに行く約束は、自分のバイトが休みの日（火曜日）に相手のピアノの教室があるらしく、オジャン。
喜んでいいものか、落ち込んだほうがいいものか。
まぁ、相手のためを思うならば、これでいいんだろうけどさ。
自分が無理矢理頼んだようなもんだからさ。




とりあえず困ったことは、今月の収入の使い道が無くなってしまったことだ。

一度は興味を持ったリアル。
だけれども俺はこんな風にして、二次元の民へと帰るのでしょう。

でも、今年の始め3ヶ月は結構自発的に動いたなぁ。
今までとは大きな違いだ。
でもさ、何も進展とかねーんだよ。
ここが物語とは大きく違う点だね。
お話の中じゃ、努力は報われる。
夢のような世界だな。
現実じゃそうはいかねぇ。
努力をしていても報われるなんてことは先ず無い。
それどころか下へと落ちていくこともしばしば。
これは俺だけかもしれない。
だからこそ俺だけのリアル。

努力しても成功しないのは努力が足りないんじゃない。
これ以上努力したらどうなる。
引かれるぞ。
あぁ、関わらない努力も必要か？
そんなことしたらさらに関係は希薄になってしまう。
もう、ここまでか？

人生がゲームならば（CLANNADは人生的じゃない意味で）、そしてそれが恋愛シミュレーションゲーならば俺は間違いなくリセットをかけるだろうよ。
そっち方面の選択は何度間違えたことか。


クケケ、やっぱり二次元は最高だ。