29．夢

こんにちは。
今回のお題は『夢』です。

あぁ、夢といっても「～になりたい。～したい。」のほうじゃなくて、寝てるときにふと見る夢です。


今日、昼寝中になんだか不思議な夢を見たんですよ。ホント久しぶりに、夢を見たんですけど、なんというか、久しぶりの夢なんだから考えさせないような夢にしてくれ。と言いたくなるような。
見ず知らずのおっさん（もしくは、あんちゃんだったような気もする）と語り合う夢。

まぁ、最近、どうも色々な事への興味が削がれてきたり、気にくわねぇことがあったりして、なんかタイムリーすぎると言えばそうかも。

なんか、おっさん（もしくは若いあんちゃん）はいきなり自分にこう問うわけです。
「盛り上がらんバンドやってて楽しいんか？」とね。
まぁ、昼寝する前に自分で考えてたことでもあるわけですけれど。
自分はこう答える。
「盛り上がらなければ楽しくはないだろう？どうすりゃ盛り上がるんよ」
おっさんはまた言う
「流行の歌を選んで歌えば？」
自分は
「そんなのは願い下げだ。観てる人達には盛り上がってもらいたい。こっちも楽しめるしね。ただ、自分の信念に反することだけはできない。俺は自分でやりたい曲をやる」
「それは我侭というやつだ。第一、順序が違う。観客に盛り上がりを要求するな。手前が盛り上げろ」
おっさんは続ける
「大体、最初から変なんだよ。あんたの考えは。盛り上がってるかどうかはやってる当人の思い込みだ。自分が楽しんでりゃ何だって盛り上がって見える。また、逆もしかりだ。」


ここで携帯に起こされた。
バイトの時間らしい。


この夢は今まで見てきた夢と違って随分とよく覚えてる。
今でも鮮明に覚えていられるほど。
この夢、もしかしたら自分との対話だったのかもな～。と思ってます。
「(俺の好きな)曲が盛り上がりに欠ける」と指摘されましてね～。
自分の音楽価値観を根本からズタズタにしてくれる発言で葛藤でもあったんでしょう。
「この曲、やりたくねーけど、盛り上げるためなら仕方なきかな・・・」と思ってしまうこともありましたし。かなり無理してたんだろうなぁ～、と思ってます。

ただ、この夢を見て、今後はとりあえず自分の信念を曲げるようなことはしないと思いますね。
あぁ、意固地になるというわけでなく、自分の好きな音楽を大事にする。といいますか。
とりあえず『自分が楽しめる曲』をやることが先決なのかな。と思いましてね。


演奏側が一生懸命だったり、楽しんでやっていたりという芯から溢れるオーラというか、雰囲気は、周りに感染していくと思うんですよ。
自分自身、月例ライブでどうしても相容れない奴の演奏を聞いて最初は「何で耳に入れなきゃいけないんだ」とか考えていても、雰囲気に流されて聴き入ってることがありましたし。
上辺だけ、外見だけカッコつけてるのとは『圧倒感』といいますか「すげぇ」と思えるレベルが違いますね。
芯がしっかりしてて、その上、外見も飾ってあれば最高ですけどね。
とりあえず、芯は強くなきゃなぁ・・・。