158．バンド

こんにちは。
昨日、今日と別々のバンドで練習をしてきました。

それえも、カテゴリは『雑記』。何故？
ビコウズ、前回の記事から快方へ向かったこと。

バンドは自分の一番落ち着く所なようです。
自分独りで周りのメンバーを眺めているだけで良い、それだけでも、俺はまだやっていけると思う。

そうはいっても、『　』の面々にはもうちょっとバンドやってる自覚を持ってもらいたいものです。
彼ら、ちっとも合わせませんｗ
「ギター忘れた」
「なんか、買い物行くって言って帰ったよ」
「え？あわせるの？」
…、ま、それでもライヴは成功してるからいいんだけどさｗｗｗ

さてさて、それでは、今日の『ペリエ(仮)』（←こう読んでるのは俺だけらしい）の練習について書きましょうか。

さて、今日はテスト前最後の練習日。
「ホントに合わせるんかいな、バンド名決めの会議じゃねぇの？」
と思っていた時期が僕にもありました…。
それを破る知らせが来たのは昨日。放課後
「明日部活やるよー！
　テスト前最後かつ、最初の全員で合わせる日だから、気張っていこー！」
とリーダーからメール。
「了解　楽しもうや！」
と即返信。と同時に冷や汗だらだら。
ヤバイ、まだ半分くらいしか弾けない！
しかも、最近5弦ベースにシフトしたから、変則チューニングの曲じゃ運指が変わる！
というわけで、髪を切りにいってから猛特訓。
トイレの時間も惜しみ、5時間弾きっぱなし。
ようし、覚えたぜ。

と就寝。
目覚めは早く、今朝4時半。
両腕が早くも酷い筋肉痛。。。
とっても、おマッチョな外人とかが使ってるベースだから、ずいぶんと力が要るんだ。
俺のマッチョ化計画開始を決定。

さてさて、5弦ベースを購入後、初めてそれを使って練習。
しかも、ちょっと自分で持ってるのが勿体無いくらいのベースを買っちゃったから、ネックがへし折られそうになる満員電車なんかに乗れません！
ということで、始発でGO！

一日は早く過ぎ去り、練習時間に。
ちょっと早めに行くと、活動室前にバンドリーダーかつファンク長の女の子が。
軽く会釈。「こんにちは。今日は頑張りましょう。」
どうも、人が周りに居る状況でこの人と話すのは苦手だ。
すっごくギコチナイ。なんだこの敬語、同い年でこんなんつかわねぇぞ。
まぁ、普段話してる光景を想像できないような組み合わせだし、仕方ない。
お互いつい最近まで一言も話さなかった組み合わせだし、仕方ない。

そんな組み合わせがお贈りする新バンド、よろしくね！（といっても、俺はオマケ要因だが）

とまぁ、ＰＲはおいといて、
練習開始時刻を過ぎても、ギターが一人現れない。
どうしたんじゃろと思ったら
「レポートが忙しすぎて来れなくなっちゃったらしいよ」
とリーダー。
うむ、物質工学科の面々は大変だ。レポート地獄で。

ミー「で、一人居ないわけだが、練習するのか？」
リーダー「もちろん！」
うぉ、なんか凄く気まずい。
だって、キーメンバーが居ないじゃないかー。（特にリーダーにとって）
なんか、ちょっと知らせが届く前とは雰囲気が変わっちゃったもんよー。
もう一人のギターのＹは、独りでメタルリフを弾き続けてるし。
賑やかな沈黙を感じつつ、
「お、おぅ…」

そうと決まれば引っ張るしかない！
「うぉーい！静まれい！！」
と練習開始。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・うあ・・・
あ・・・うあ・・・・
すっかり昨日暗譜した部分が抜け落ちてるー！！！！
ごめんなさい、リーダー。
途中のスラップも音作り失敗して音がこもっちゃったよ…。
なにより！ベースがパワー溢れてて、正直言って暴れ馬。
音の粒でかい！…とまぁ、この点は近日レビューを書くとして。
「ごめんなさい、本当にごめんなさい」
とリーダーに向かって45度の角度で背筋を伸ばしつつ何度も礼をする俺、かっこわりぃ。

そんな練習。
まぁ、最初の音合わせにありがちな
・決まるとこ決まらない
・一度メロディが途切れるところがあると、そこから一気にリズムが狂う
・走る
を全てコンプしていたと思う。
（今思えば、最初の音合わせから全て完璧にいった『　』は凄いバンドだったのだなぁ）
弾きながら首を傾げたり。
リーダーとアイコンタクトで苦笑いしたり。
また、首を傾げられたり。
今回は、ギターが一人しか居なかったのも難しい原因だったのかもしれない。
今コピーしている曲、ギターが2人居ないと凄く寂しくなってしまう。。。
今日は1人2役で頑張ってもらったが、どうも難しい部分はあったしね。

さてさて、次の練習はテスト後だ。
そのときには次の曲も配られるという。
それまでには完璧に弾くぞ、とプライド。
リーダーに宣誓
「俺、次の練習日には完璧なベースを弾いてみせてやるよ」
と。
あ、口調が砕けてるのは周りに誰も居ないときに話したから。
誰かが居れば
「～ですねぇ。～ですか？」
という口調に戻る。
ん～、なんか距離感。俺が生み出してるんだけど。

で、帰路につく。
鍵を守衛所に返しにいくリーダー。
「お供させてもらうッス」
と距離感を縮めようと頑張る。
なんか、中学時代の2年年上の先輩に話す口調から、1年年上の先輩に話す口調にシフトしたぞ！
「今日の練習はすいませんでした」
と、俺。あ、戻った。
「ん～、まぁ、最初はあんなもんでしょ」
と返される。
うおー、あまり期待されてなかった？！
ちょっぴり傷ついた。

まぁ、そんなことはお構いなく、駅までだらだらと歩いて、すぐに乗換駅へ。
ここでYとバイなら。
女の子と二人っきりだぜ！と喜べるほど甘い状況ではない。
なにぶん、学校じゃ全く話さない人間同士。
共通の話題というものがあまりないのです。

でも、今日はバンド効果で気が乗ってる俺。
口もよく回るぜ、口がすべることもあったけど。
お互い、1年次の思い出話とかで盛り上がる。
「あの授業どうだった？―あの先生ダメだわー」
「機械工学科はどうだった？―旋盤は楽しかったよ」
「勉強ちゃんとやってる？―あー、うー、・・・」
（最後の回答は俺がやりました。勉強は嫌いです）
結構笑ってくれたし、俺も笑ったし、良い時間だったのではないかと。
最近、疲れ気味だったみたいだしね、結構心配だったのであります。
そして！今日は人の目を見て話せるようになったぜ！
何年ぶりだろうか・・・。

とまぁ、こんな具合の1日でした。
バンドはやはり最高だ。