52．Something in the way

こんにちは。

今日は学校の課題でとてつもなく面倒なものだがあったので、気が滅入ってます。
何とか終わったからよかったのだけれども。

というか、最近気が滅入ってばかりですな。
やはり、気の持ちようなのか。
憂鬱なときには何もかも憂鬱に思える・・・とか。
まぁ、誰にでも沈んでるときはあるさ！

ということで、今日はキッと切り替えて音楽の話題に。



最近、アコギをよくいじってます。
ベースの練習の合間に。

いや、別に衝動買いというわけではないのですがね。
自分の母親が中学生のときだったかに買ったアコギなんですが、当人がFコードを押さえることが出来ずに断念してそのまま押入れに眠っていたのを、４年前あたりに発掘し、３年前、ギターに興味が出たときに弦を張って、でも、親と同じくFコードが押さえられずに断念し、それを去年また掘り出して弦を張りなおして、また断念して。。。
というフラフラとした過程を経て、３ヶ月ほど前にしっかりとした調整をして、自分&弟の練習用ギターとなったものです。

『Suzuki Violine』製の「F-130L」というモデルのようです。
親の買った年を考えると・・・1970年代製？
これまたジャパンヴィンテージ。
ずっと弦がいい張力で、乾燥気味の押入れの中に眠っていた成果か、かなりきれいな状態。
売っても結構な値段になるかな。
だが、中学生のころの自分はヤフオクでのあまりの相場の低さに粗く扱ってしまったものです・・・（型番違ったけど、そんなの気づかなかった）。
ギブソンとフェンダー、ヤマハ以外のメーカーはすべて劣化コピーブランドだと思ってましたから。（厨２病によくある間違いです。）
（今考えると恐ろしいなぁ・・・）
当時、親がずっとお年玉を貯めて買ったギター。ってことでいい値段だと気づいたのは最近。

ボディはちょっと薄めで、扱いやすい。
でも、しっかりといい音を鳴らしてくれる。
今ではしっかり愛器です（ご都合主義）
ちょっと弦高が高いのが昔は嫌でしょうがなかったのですが、今ではベースで鍛えられたおかげか、ちゃんと押さえることが出来ます。ライトゲージだけど。

とまぁ、そんなギターを使って、今日は自分の気分を今一番表せそうな簡単な曲をちゃちゃっとやってみました。
Nirvanaの「Something in the way」です。
この曲、たった２つのコードの繰り返しだけ。
EmとCの繰り返しなのですが、さらに、使う弦は5,6弦のみ。
パターンもすべて一緒なので、ひとつのパターンを覚えるとそれですべて弾き終えることが出来てしまうというすごい曲。
・・・譜面で見るととてつもなく簡単・・・というか、到底ちゃんとした曲には見えないんですけれど、すごく良い曲なんですよね。
「あぁ、良いな」
と素直に思えた曲です。

で、今日はこの曲を１時間ほど弾き語りとかやってみました。
鳴らす強さでいくらでも表情が変わるだけに奥が深くて難しかった・・・。
速弾きとか、そういうのもすごいと思いますけれど、こういう奥深さがある曲にも強く惹かれます。
繰り返しますが、ほんとに１パターンの繰り返し。
それでも、これだけの世界が広げられるってのは良いよなぁ・・・。