113．「綺麗だ」は一瞬です

久々に青空の昼、自宅近辺を歩いた。

気付けば、春の気配はすぐそこに。
風や日差しが柔らかくなっていたり
雑草が元気になり始めていたり
鳥が動き回るようになっていたり
まぁ、スギ花粉も元気なようですけれども・・・ハクション

まぁ、そんな地元を歩いたわけです。
いやぁ、感動しました。
昼に外を歩くことなんてここ数ヶ月間ありませんでしたからね。
引き篭もっていたわけではなく、
平日は早朝に家を出、夕方に帰ってくる学校
休日はずっとバイト
そんな生活で、正午ごろの様子なんてほとんど見てきませんでした。





「綺麗だ」は一瞬です。衝動です。








たとえば、日差しと影の対比。
綺麗だと思えるのはその瞬間。
日差しが雲にさえぎられることのなくなったその瞬間。
その影をひときわ際立たせる対象物が特定位置にあるその瞬間。
その間隔に長短はあれ、それが過ぎればなんて事のない日常と思っていた風景。

風が吹き、風見鶏が啼く、草木が揺れる
そこで変化する気配、木漏れ日
風見鶏でなくとも、畑に生えるペットボトルの花で良い
立派な草木でなくとも、そこらへんに生えてる雑草で良い
ある瞬間に、「綺麗だ」と感じる。









その風も直ぐに止み、陽光は雲に遮られる。
影は分散、境界をあやふやにする。
先ほどの風景はどこに行ったのだろうか。

ふと、視点を変える。








雲中で乱反射する陽光。
白いと思っていた雲は黒くもあり。
それが雲の白さを宝石の光のように強調する。

雲が流れる。
反射が変わる。
さらに視点を変える。








「綺麗だ」はその対象を次々と変えていく。
一歩進めば別の風景。

・・・と、ここで電話がかかってきた。ブログかいてる最中に。
何を思い、文章を書いていたかを忘れた。
きっと、衝動的に文を書いていたんだろうなぁ。








こんな、何気ない写真を使って。

要は、「綺麗」は特定の場所に行かなくとも、すぐそこにある。
と言いたかんったんじゃないかね、衝動の俺は。
まぁ、わかってるんだけれどもさ、世間的にはおかしな考え方とされるんだろうなぁ。
たださ、富士の日の出やレインボーブリッヂ、地中海の国々の町並み等でしか「綺麗」と思えなくなったら、凄くつまんなくなると思うね。
決められたものだけが綺麗。ならば、それ以外のものなんてその綺麗の引き立て役でしかないだろう。
その中で日常を過ごすわけだから
「つまらない風景、綺麗じゃない風景」
としてしか見れなくなるんだろうなぁ。




ここからは全く関係の無い話。
以前、バレンタインデーってあったじゃないですか。
そのときに、
「ホワイトデーは何がいいんだ？」
と相手に聞いたところ、とても遠慮した後に
「チロルチョコのきなこ味がいい」
と言われたんですよ。
今日は、水汲みに行ったスーパーでそれを発見。
衝動買いしました。

いったいいくつくらい買えばいいんだろうか・・・
そう悩んだ紳士TAROは２０分ほどチロルチョコが売られていたカートの前で苦悩し








１００個買った