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今週なのか。
まぁ、自分には全く関係のない行事ではあるが・・・(悲しいことです)


それでも自分、一応、女子からチョコレートをもらったことはあるんですぜ!
・・・小5のときに、頼んで作ってもらったんだけれども・・・ははは・・・。
「あんたさー、どうせ今年ももらえないクチでしょ~?あまりにも可哀相だからウチが作ってあげようか~??」
と言われたので、つい
「あぁ、マジでか。頼むわ」
と答えてしまった。
ちょっとした期待感を持ちつつ、もらったチョコレートの箱に挟んであった紙にデカデカと
『このチョコは義理だからね!』
と書かれていたのを見たときには少なからずショックを受けたものです。
なんとも思ってなかったけど、結構かわいい女の子だったしね。


それを最初で最後に、この行事とは縁遠い生活を送ってきました。


そしてまた、自分の歴史は一言で言うと失恋の歴史であります。

小学1年の入学式、同じクラスの女の子に一目惚れする。仮にNとしよう。
当時からシャイだった自分は話しかけるまでに3週間を要した。しかも友達伝いにね。情けないことです。
で、話すようになってから1週間、「やっぱり、Nは最高だ!」と確信し、それからアタックを続けます。
だって、運動もできて、頭もよくて(小学生高学年の勉強をすらすらとやってた!)、すごく可愛い。これ以上の女子は居ませんですよ。
一番仲良くなった要因は何だったのでしょうか、当時の6月、『秘密基地遊び』という、学校の植木(小2くらいまでの体系ならすっぽり入れるくらいの空間を中に持っていた。ちなみに、ある角度以上からは丸見えなので、先生にはよく見つかった)に陣地を作って、秘密伝令遊びをするといったものでした。
その遊び、やはり『陣地』ということもあって後から遊びに入った人はなかなか仲間に入れてもらえないものでした。
そんな困っていたNを、一番広い空間を持つ植木(ちなみに、外からも絶対に見えなかった)を独り占めしていた自分が自陣に入れ、長い休み時間はよく二人で過ごしていたものでした。
仲良くなったNがからかわれている事があれば、自分が守ろうとして体格の違う相手にボコボコにされたり、アサシン的な不意打ちを仕掛けてとっちめたり。
そんな風に半年ほど過ごしていまして、1度だけ、勇気を出して2人で遊びに行かないかと言って、真冬にザリガニ釣りに行って、林の中で探検ごっこをして泥だらけになったり(当時の自分は外で暴れまわる少年だったのです)しました。
今でも、いくらザリガニが釣れなくとも(当たり前)、泥だらけで凍えても、幸せな時間だったような気がします。そうに違いありません。
で、その次の日の昼休みに告白しようと、Nを秘密基地に誘ったのですが、その日は来ませんで、ずっと寂しい思いをしていました。
で、まぁ、その間Nは何をしていたかといいますと、Nの幼馴染の男と愛を語り合っていました(そう見えたし、実際にそうだったらしい)。
そこで言われた言葉、
「自分は幼馴染のことが好きなんだ」
と、ね。
もう、大ショックでしたよ。
絶望を味わったのはこの時が初めてかもしれません。
それから、ずっと憂鬱を味わい続けて1ヶ月。
一番の秘密基地も友達に渡し英雄扱いされたりしましたが、嬉しくはありませんでしたねぇ。

それでも、自分はこのこのNが好きであり続けます。
で、Nとその男はさらに中睦まじくなってます。
それから半年間、自分はNに近づけなく、遠目から眺めてるだけの日々を送りました。

2年になって、転機が訪れます。
転校生です。女の子の。
今思えば、すごく変わったヤツでした。都会っ子だったはずで、自分達との文化の違いを知りました。
何か、はっちゃけてました。
まぁ、そいつとNは直ぐに仲良くなってましたねぇ。
で、そのころ、また『秘密基地遊び』が流行り始めました。
自分はまた新しい秘密基地を発見、以前のものより中が広く、中からは外が見え、外からは中が見えない、入り口も小さくて近づいてもわからない。こういうの、うまかったんでしょうか。
で、またその基地を独り占めしていた自分のもとにまたNがやってきます。
昼寝の最中に声をかけられた記憶がありますね。
自分以外では、Nが初めて基地を発見した人でした。なんか似通った波長がミュンミュン。
どうも、Nは例の男と別の秘密基地を作っている。で、転校生をあなたの秘密基地に入れといてくれないか。ということを言われた記憶が。
自分は快諾、転校生と仲良くなっていきます。
まぁ、それで、あれこれを経てその子伝いにNに告白を仕掛けるという作戦を思いつきました。
ですが、またしても玉砕。
「幼馴染のことが好きなんだ」
だと。
それでムシャクシャしてた自分は掃除の時間にNにちょっかいをかけて「大嫌い!」といわれてしまいます。
俺よ、何で箒で殴ったりなんかしたんだ・・・。

3年になり、今度は悪ガキが転入してきます。
どうやら、そいつもNに一目惚れした模様。いきなり、「姫」とか呼び始めます。
朝学校に行ってみれば昇降口で手の甲にキスしてるし・・・。
Nも泣いてましたけれどね。
そこで自分も立ち上がります!「Nは俺のものだー!」と(勘違い君)
で、決闘。
勝負は一瞬。
顔面にストレートを 食 ら い ダウン。情けない俺。
相手は坊主頭で髪の毛を引っ張る攻撃もできない・・・。
とりあえず、Nにはお守りを作ってやることしかできませんでしたね。効果はあったのだろうか。
だがしかし、俺もあきらめない。悪ガキの魔の手からNを守るため、取っておきの秘密基地に誘い込みます。
この頃は秘密基地遊びなんて廃れてましたからね、誰もが存在を忘れていたようで、自分達にとっては唯一の休息の場でした。
そこで半年間、誰にも気づかれることなくのんびりと休み時間を過ごしていました。
さらに仲良くなりましてね、一緒に放課後遅くまで鉄棒の特訓をしていたもんでした。
自分の目標はいつでもNだったのさ。

ですが、幸せも三日天下。
直ぐに転入生。
今度はすっげー優しそうな男。ぽっちゃりしてたかな。
今度はNがそいつに惚れてしまいまして、自分とはさようなら。
・・・よくグレなかったよな・・・、俺。

そしてそのまま月日は流れ小5の地元の夏祭り、Nを誘いました。ですが失敗
「友達と行くんだ」とね。
「じゃあ、俺の叩く太鼓見てよ!」と言いOKをもらいます。
ですが、祭の最中にNの姿は見えません。
約束どうしたんだよ・・・と思っていましたが、まぁ、ふてくされずに山車に乗って太鼓叩いてました。
山車から降りて、縁日散策をしていると、なにやら遠くで騒ぎ好きの女子の声が聞こえます。
なにやら、Nのことを言っているよう。
ちょっと言ってみました。
で、その女子に顔を合わせた瞬間、
「残念だったねー、Nのファーストキスはもう別の人のものだよ!」
は?。。。何?
後ろには顔を真っ赤にしてうつむいているNと例の優しそうな転校生。
さすがに、この時はショックでかかったですよ・・・。
俺の知らないところで、もう二人は付き合っちゃってたんですねー。
初めて、自殺を考えた瞬間でもありました。

あまりの絶望で、別の子も好きになってみたりしましたが、やっぱりNのことが頭から離れない。
で、そんなモヤモヤの中、ついにNが例の転校生と別れたというニュースを手に入れました!
これは喜ばずにはいられない。
俺の時代がやってきた!
ですが、もうね、Nと自分は友達くらいにまで関係は後退していました。

中学に入学します。
中一、クラスが一緒でとても嬉しかった記憶が。
よく、話したりしましたよ。携帯も買って、メールも毎日。
で、前みたいに仲良くなって、もう良いだろうというとき。
告白しました!
・・・メールでね。
この時はメールで告白するのが流行だったものですから、それにのっとってやってみたわけです。
今考えればなんて腐った方法をとったのだろうかと。
結果は残念。
「あたしより良い女の子はいっぱいいるよ!」
とメールには書かれていました。
何でこのときに本音で「いや、俺にはいない」
と書かなかったのか、今でも謎です。よりにもよって最悪な答えを。
「ごめん、冗談だった」
このヘタレがぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!
今、この答えを売ってる俺を見たら確実に半殺しですよ。
当然、次の日からは冷たくなっていきます。
数日たって、事の重大さにようやく気づいて謝ります。メールで。
このヘタr(以下略)
恥ずかしがりな自分はやっぱり自分が相手を好きということを認めたくはなかったようです。
そんな最悪なメールだったんですが、Nは許してくれました。
正直、泣けましたね。
「今までどおり、友達でいよう」
とね。
次の日からは普通に接してくれました。笑い合える関係には戻りました。

そして中二。
やっぱり自分はNが気になってます。
もう一度、メールで告白。
答えは同じ。
「私より良い女の子はたくさんいるよ!」
今度は何も返せませんでした。本当に変わってねぇや。ってね。
で、次の日から冷え切った関係の修復に乗り出します。
といっても、気を引いてもらいたいがための行動でしたが。
メールにしても、
「お前にゃもうメールおくんねぇわ」
と子供じみたことをやってたりしました。
その都度、Nは真正面から付き合ってくれました。
「もっと相手をしてくれ・・・」
といえばしてくれましたね。
そんなまま、中二の時代は終わりを迎えます。
そしてこの頃、自分の携帯も解約となり、メールをあまりしなくなりました。

中三になって、自分はヘタレの極みをいきます。
アニオタの友達が同じクラスになったので、自分にもうつりました。
もう、二次元一直線。
月姫にのめりこんだのもこの時期か。
で、好きな子も変わります。Nとは知人以上友人以下になりました。
そうして、ずっと過ごしていたわけですが、二次元の中にも、別の好きな子の中にも、Nを超える人物は居なかった。
そんなことに気づいたのは三年も終わりの1月。
(そういえば、この頃、別の好きな子に告白したっけなぁ、面と向かって。
やっぱり、答えは一緒だったっけ。
「私より良い人ばかりだよ!君は最高の友達だ!」
そんなこといわれても、中学卒業と同時に疎遠になって、今では顔も思い出せない・・・。)
1年前くらいからしていないメール。
アドレスが変わっているかいないか、どきどきしながらPCからメール送信。
送信成功。
繋がりはまだあったのか・・・。ホッとしました。
「久しぶり、メールアドレス変わりました。」
と送り、
「久しぶりだね、どんな1年だった?」
Nのこの言葉からメールは始まりました。
そして、あれこれとメールやり取りして、この日は終了。

次にメールしたのは卒業式でしたか。

その次は夏休みに入る前。

その次は秋の文化祭前。

その次は冬休み前。

大体、3ヶ月周期で1週間ほどメールのやり取りをする関係が続き、今でも続いています。

次に自分が動きだしたのは去年の8月。
一緒にお茶の水に誘い、人生2度目の女の子と外出。
1度目と2度目が同じ人というのがとても嬉しくもあり、複雑でした。
だって、Nは男にモテましたから。
こんな経験たくさん積んでるんです、きっと。
そして、自分の大冒険を終え、また3ヶ月の休息期間へ。

次に誘ったときは断られました。
前、なんかへまをしたのだろうか。
このときから、なんかメールの応対が冷たく・・・。

そして、12月上旬。
メールをして、また1週間。
やはり冷たい。


で、1月の下旬、スキー旅行の際にお土産を買ってくるよとメール(どんな関係だ俺は)
ライブの際にベースを借りたりなんかして、会うときにはニコニコ話してくれてたんですが、あれは作り笑いなのか・・・。

そういえば、俺は今まで一度もNに面と向かって告白したことがないじゃないか。
大事なことなのに・・・。
もう此処までくると、それさえできないのか。
いやしかし!ということでベースを返すときに告白しようと思う。
そして当日、学校帰りにベースを持っていく。
20分くらい話す。寝巻き姿だったのに・・・、俺は何をやっていたのか。
・・・しかも、結局何も言えないというヘタレの極み。
Nの笑顔を見てると、何も言葉が出なくなる。出せなくなる。
てか、「何も言うな」オーラが出ていたような気がする。
というか、『知人以上友達未満』にまで関係は崩れてきたように思う。
友達ですらなくなった。。。
その日はそれで帰る。
・・・俺は・・・。

メールで「あんたが好きだ」的なニュアンスを含ませて送ってみたら、やっぱり感づかれたらしく、返事なし。
・・・それが答えか・・・。
答えなんだよな・・・。

それから今日まで、メールは続いています。ただ、もうネタ切れ。
今、最後のメールを送った。
「また、3ヵ月後あたりに」
と。

ただ次はもうメールなんて送れないだろうな。
よほど、何か転機がない限り。



後半は眠くてグダグダでしたが、まぁ、ここまで読んでくださった人、ありがとうございます。
これにて、自分の恥の歴史を終えたいと思います。
俺の知人なら、次から笑ってくれや。

出会って11年、N以上の女を見つけることができず、また、Nにも何も言えず・・・。
現実逃避を続ける俺を、さ。
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プロフィール
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T.A.R.O.
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/03/07
職業:
学生
趣味:
広く深く
自己紹介:
ベースやってます。
指弾きしか出来ません。
学校一のベーシストになるために特訓中。

-Tips-
・ベースをピックで弾けない
・ノイズ大好き
・狂ったような音も大好き
総じて歪みには一種のこだわりがある
・作る曲はいつの間にか暗い曲調になってる
もしくは、ものすごーく悲しい感じの曲調
・オルタナロック大好き
・ロック大大好き
シンプルなロックが好き
・夢とか、ないです
・完成したものを見ると壊したくなってしまう
・人の目をみて話せません
・まつ毛が長いのが偶に瑕
・テクニカルなベースからルードかつ直線的なベースまで
・ベースを弾くときはボクサーブリーフという信念を持っている
・5弦ベースよりかは4弦のほうが好き
・作曲、はじめました
・作詞、はじめました
・エレキギター2本
・アコースティックギター1本
・エレキベース4本
・エレアコベース1本
・最近、自室をMTRスタジオにしようか検討中
・ベースの練習時間は最低2時間確保
・ライブハウスでライブやりてぇぇぇえぇぇと日々思う
・定期的に崩壊
・楽器の値段に腕がぼろ負けしてます
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